浄土真宗大岩山「普願寺」

いままで&これから

2024/07/03

　6月2日（日）第２回目となる『緑陰茶会』が、お隣の田中本家博物館との共催で開催されました。
昨年から始まったのですが、一昨年までは田中本家博物館での〖沙羅のお茶会〗であったのを、新たに緑陰茶会と変更し普願寺も加わっての開催でした。
今年は雨で足元が悪かったのですが、その分しっとりとしたお茶会となり、８席２００人程の参加でした。
お濃茶席は松本の「折井宗智先生」、薄茶席は須坂の「小布施宗節」先生でした。
　6月の始めという事で、もみじ・欅・桜などの新緑がとてもきれいで、当に緑陰にふさわしいお茶会でした。

７月1日（月）〖清掃奉仕の日〗
毎月１日と16日に行っている清掃奉仕、7月1日はあいにくの雨で、境内の草取りが出来ないので、本堂内のふき掃除をして頂きました。
　今月末から本堂改修の工事が始まりますので、改修前最後の清掃になります。２２人集まって頂いた方々も力が入り、丁寧に短時間で終了。その後は講堂（工事中は仮本堂になります）でお茶会と研修。住職がお話をさせて頂きました。

工事中（令和８年秋まで）いろいろご不便をおかけいたしますが、宜しくご協力の程お願い申し上げます。

永代恭敬供養墓
「安穏廟」ご案内

ポイント ポイント

宗派を問わずどなたでも使用できます。
合葬墓で、普願寺が存続する限りお守りいたします。
一度納骨しましたら、お返しすることはできません。
春・秋彼岸会とお盆には、墓前で法要を行います。

☆使用料 200,000円と恭敬供養料 200,000円、合計 400,000円になります。

寺カフェ馨(けい) の
ご案内

落ち着いた空間でおいしいコーヒーを淹(い)れております。入口の木版を叩いてください、スタッフが参ります。

普願寺は、1247年(宝治元年)に初代賢阿房信性が秩父大岩の里に一宇を建立したのが始まりです。寺号は、1314年本願寺の覚如上人より奉受したものです。
当初は、武州秩父の大岩の郷にあったことから、大岩山『普願寺』と称しております。1351年に須坂の日滝の地に移住し、更にその後1555年、現在の須坂市南原の地に移転して今日に至っております。当時は、広大な構想のもとに寺院建立がなされ、寺院内に5ヶ所が築造されました。その後火災にあい、1747年に入母屋、銅板葺、平入、桁行１８間、梁間１８間、正面３間向拝付、越後国本与板村出身の丸山武兵衛が棟梁として再建したものです。本堂の大伽藍は、当時も今も浄土真宗としては県下随一の大きさです。
寺宝である木造聖徳太子立像は鎌倉時代末期から室町時代に製作されたもので檜材、一木造、像高102cm、面幅11.5cm、胸幅24.5cm、玉眼、1984年に須坂市指定有形文化財となりました。また、普願寺の本堂と鐘楼は江戸時代に建てられた寺院建築として貴重な事から1992年に須坂市指定有形文化財となりました。